立大・上野裕一郎監督が電撃解任 立大「駅伝チーム、陸上部員の学生に申し訳ない」 女子部員と不倫報道/陸上
サンケイスポーツ 2023/10/12(木) 15:45配信
立大は12日、陸上部男子駅伝監督で女子部員と不適切な関係にあると報じられた上野裕一郎氏(38)を11日付で解任したことを発表した。立大広報課が明らかにした。上野氏は一部週刊誌などで女子部員との不適切な関係を報じられ、10日付で謹慎処分が下された。14日に来年1月の箱根駅伝出場をかけた箱根駅伝予選会(立川)が控える中、立大広報課は「指導者としてふさわしくない行為があった」と判断したという。予選会は原田昭夫総監督が代理監督を務める。
中大時代に箱根駅伝で活躍した上野氏は2018年12月に立大の監督に就任。日本選手権に出場するトップランナーながら選手とともに走る独自の指導方法で注目を集め、昨年の予選会では6位に入り、史上最長ブランクとなる55年ぶりの復活出場に導いた。
立大の創立150周年と箱根駅伝100回大会のメモリアルイヤーに向けてチームの強化が進み、今年も予選会突破が有力視されていたが、上野体制はまさかの幕切れとなった。大学広報課は「大学としてはこのような状況となったことを深く反省している。駅伝チーム、陸上部員の学生には申し訳なく思っている。ただ予選会にはチームとして出場させていただくので、その結果を皆様に見守ってもらいたい」と話した。